情報教育担当 :長松 正康
情報教育および技術教育を担当しています。本コースで開講する授業内容について紹介します。
情報教育論I 2年生前期
技術教育概論II 2年生後期
技術教育プランニング論 3年生前期
情報教育論II 3年生前期
情報教育プランニング論 3年生後期
情報教育論I
以下について,それぞれの理由や各要素の関連まで含めて学びます。
・情報教育の全体像。
・情報処理の見方,考え方。
・各教科における学びと以下の事項との関わり。
(a) 情報活用の実践力。
(b) 情報処理の見方、考え方。
(c) 学び方,学習のしくみ,学習スキルの概要。
教科「情報」における主な内容に関する学習指導の方法の概要。
技術教育概論II
ものづくりの授業に必要となる実践的能力について,学習内容と関連させながら学びます。
技術教育プランニング論
予め用意された技術教育教科書等を調べる活動を通して,以下の点を考えます。
・材料,機械,計測・制御等の学習内容をどのような形で表現し,関連づけ,組み立てることが可能か。
・組み立てられた内容を生徒のどのような学習経験として構成できるか。
・学習内容を生徒の既有経験や生活上の経験とどのように関連づけることが可能か。
これらを考慮しながら単元計画と指導案を作成します。
情報教育論II
以下について,それぞれの理由や各要素の関連まで含めて学びます。
・教科の見方,考え方としての「コンピュテーショナル・シンキング」やプログラミング的思考に関連した以下の事項
(a)問題解決と問題分割
(b)抽象化(モデル化とシミュレーション)
(c)データ表現
(d)アルゴリズムと手順
・情報教育,特にプログラミングを例とした目標分析。授業計画としてプランの構成。
・生徒自身の情報処理過程。情報メディアを効果的な活用する能力の育成法。
・情報と社会の関わりについて。授業のための教材研究報告書の作成。
情報教育プランニング論
情報教育論Ⅰにおける概要,情報教育論Ⅱで学んだ背景知識に加えて,教材例や実践事例の分析とプラン作成を繰り返すことにより,単元レベルの指導計画から1時間の指導案作成に至る実践的なプラン作成の力の獲得を図ります。