技術教育担当 ：谷田 親彦
技術・情報系コースで技術教育を担当する谷田です。本コースで開講する技術教育に関する授業内容について紹介します。 本コースにおける技術教育のカリキュラムでは，中学校技術科，高等学校工業科の目標，内容，方法，評価について段階的に学びます。授業は以下の通りです。
技術教育概論Ⅰ ２年生前期
技術教育概論Ⅱ ２年生後期
工業科教育方法論Ⅰ ２年生後期
技術教育プランニング論 ３年生前期
工業科教育方法論Ⅱ ３年生前期
技術教育方法・評価論 ３年生後期
技術教育概論Ⅰ
「技術」とはなにか，「技術教育」はなぜ必要か，など技術教育の目標や内容について学びます。
工業科教育方法論Ⅰ
高等学校工業科の教育課程，教科目標，各科目の内容など，工業科の目標・内容について学びます。
工業科教育方法論Ⅱ
技術教育の指導方法，指導案の書き方，検討会の方法など，模擬授業の実践・観察・省察を通して指導力を高めます。
技術教育方法・評価論
中学校技術科の授業や教材，指導・評価計画など，技術教育の方法や評価について実践事例を通して学びます。
「教員からのメッセージ：技術教育の授業について」
身の回りの製品や建物などに関係し，社会や生活に欠かすことのできない「技術」。この「技術」を適切に使用，管理，評価，理解する能力を「技術的素養」といいます。普通教育における技術教育は，「技術的な課題を創造・工夫して解決する力」や「技術的な活動や成果に対する技術的な評価力」などの「技術的素養」を備えた人格を形成する役割を持っています。この「技術的素養」を学校教育の教科で扱う意義・目的や，その授業を適切に計画・実践・評価するための指導方法について，理論的・実践的に学びます。
